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タイムサーバー (Chrony) をインストールする
まずはタイムサーバーをインストールします。
$ sudo apt update
$ sudo apt install chrony
IPv6を無効化
ローカルなプライベートクラウドなので、無用のトラブルを避けるためにIPv6を無効化します。
たぶんステップはやらなくても大丈夫だけど、IPv6を使う事はないから無効化してます。
無効化しなかった場合、netplanの設定は若干変更が必要になるかもしれないので注意が必要です。
$ sudo vi /etc/sysctl.d/60-ipv6-disable.conf
60-ipv6-disable.conf に下記を追記(or 編集)します。
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6=1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6=1
net.ipv6.conf.lo.disable_ipv6=1
編集・保存したら、procpsを再起動します。
$ sudo systemctl restart procps
再起動できしたら今度は rc.local を編集します。
$ sudo vi /etc/rc.local
下のように編集します。
#!/bin/bash
/etc/init.d/procps restart
exit 0
参考情報
ネットワークインターフェイスの設定
Ubuntuはネットワークインターフェイスの設定はnetplanを使います。
また、ブリッジを使うので bridge-utilsパッケージをインストールします。
avahi-daemonはmDNSを使うためにインストールしていますが、必須ではありません。
$ sudo apt install bridge-utils avahi-daemon
$ sudo chmod 755 /etc/rc.local
$ sudo vi /etc/netplan/01-cloudbr.yaml
01-cloudbr.yaml ファイを下記の様に編集する
network:
version: 2
renderer: networkd
ethernets:
eno1:
dhcp4: false
dhcp6: false
optional: true
vlans:
vlan200:
accept-ra: no
id: 200
link: enp7s0
bridges:
cloudbr0:
addresses: [192.168.1.16/20]
routes:
- to: default
via: 192.168.0.1
nameservers:
addresses: [192.168.0.1,8.8.8.8,8.8.4.4]
interfaces: [enp7s0]
dhcp4: false
dhcp6: false
link-local: [ipv4]
parameters:
stp: false
forward-delay: 5
cloudbr1:
interfaces: [vlan200]
dhcp4: false
dhcp6: false
link-local: [ipv4]
parameters:
stp: false
forward-delay: 5
ファイルを保存したら有効化します。
サーバーのIPアドレスが変わる場合、applyコマンドで変更になります。SSHで接続して作業している場合、切断されるので注意が必要。
$ sudo netplan generate
$ sudo netplan apply
設定しているIPアドレスはこんな感じになっているので、適宜読み替えてください。
hostsファイルを設定
$ sudo vi /etc/hosts
netplanで設定した、cloudbr0インターフェイスのIPアドレスからを自分を引けるように設定します。
また、IPv6を無効化する設定をおこなっているので、コメントアウトします。
127.0.0.1 localhost
# 127.0.1.1 whale
192.168.1.16 whale.ntlscd.priv whale
#::1 ip6-localhost ip6-loopback
#fe00::0 ip6-localnet
#ff00::0 ip6-mcastprefix
#ff02::1 ip6-allnodes
#ff02::2 ip6-allrouters
hostsの設定ができたら再起動します。
$ sudo reboot
ネットワークの設定はこんな感じ。
次はCloudStackのマネージメントサーバーですね。
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